高校中退した息子のこれまで(16)
前回の記事の続きです。
霊感があり色々な事を言い当て、言う通りにすると病気が治る。
困ったことが解決する。
という口コミで毎回100人以上の人達が訪ねてくるお坊さんのところに行ったお話です。
お坊さんの前に積まれたゆうに千本はあると思われる小さな塔婆のような板。
各家族の先祖の戒名や、生年、没年月日が
書かれています。それに向かいお経をあげていき、最後に、各家庭ごと(初回の人のみ。
というのは二回目以降な人たちは、供養のみだから)
アドバイスをします。
そして驚くことを言い当てられました。
旦那さんの方だな。[九州][置いて行くな]って言っているけれど、九州地方にお墓はない?
ドキッとしました。
九州に夫の母方の祖父母のお墓があり、
義母がその半年前に亡くなったばかりで、
文字通り置いてきぼりになってしまった
お墓がありました。
お墓に入っている方たちの一番濃い血縁は夫になります。
義母は一人娘で、つまり、そのお墓は、義母しか面倒を見る人がいませんでした。
実際問題、遠方なので、近くの比較的近い義母のいとこにお金を払って管理してもらっていました。
でも一番近い血のつながりは夫、、
実の娘である義母が亡くなってしまい、そのことを「置いていくな」と言ったのかもしれません。
それを聞き、夫はすぐに週末の休みを使い、
現地に行き、墓地のあるお寺で供養をして
もらいました。
(続きます)