一人は発達障害、もう一人は不登校のち中退、でもきっと大丈夫

上の子は発達障害、下の子は不登校のち高校中退しました。でもきっと大丈夫。

高校中退した息子のこれまで(32)

年末もおしせまるころ、


深夜にオンラインゲームをして、明け方近くまで次男の話し声が聞こえることが増えました。


wifiの時間制限については何度も話しましたが


「もう大丈夫だよ。だって学校行っているよね?」


との次男の言葉に、夫が


「何時まで起きていようと学校さえきちんと行っていればいいよ、その代わり学校だけは

きちんと行けよ」


と答えたのを機に、無制限となりました。


「ただし2月からは長男の受験が始まるから

夜中は控えて」と確認します。


ゲームの時間無制限、、、


いま思うとここで私も踏ん張れば良かったのでしょうか。


けれども2浪をしていた長男の最後の受験が

差し迫っていました。


長男は、小学校の頃に発達障害と診断されたのですが、

当時は、字を書くのも、漢字を覚えるのも、

いえそれ以上に抽象的なことを理解するのが

苦手で、、例えば、


国語の教科書に


「Aさんたちは、クラスで取り組める

町づくりの案(例えば町内の掃除など)

を出しました。


計画表を作ります。


あなたも例に習って住みやすい町づくりの

計画を立てましょう」


など書いてあるとします。


彼は、何を言われているのかわかりません。


「例に習って」とは何なのかわからないのです。

「住みやすい町にするためにできることを

考えるんだって」と言っても


「できない!わからない!」と泣き叫ぶ、、


、、、そんな勉強に苦労した幼い頃を経て、

負けず嫌いと根性で努力を続け、

水準以上の学力を身につけたのでした。


現役時代に合格した大学があったのですが

私達が受かった学校に行くよう説得しても

一切聞かず「もっと上を」と努力してきたのでした。



もちろん、途中、ストレスから、暴言を吐いたり、とても褒められたものではない時も

ありましたが、、、。


、、とにかく後のない受験を控えた

 長男が、私と次男の言い争う声で眠れなかったりいらいらすることは避けたい。


二人の部屋は狭い廊下をはさんで向かい合わせ、声はまる聞こえという至近距離です。


試験は2月。

終わるのは3月初め。


次男の生活リズムが乱れることも本当に

心配でしたが、長男の方を選ぶことにし、

次男には声かけをほとんどしないことにしました。


しかし、やはり、

冬休みを機に、それまで慎重に築きあげてきた、ネットの時間、就寝時刻、睡眠時間、

、、崩れてしまったのです。


(続きます)