一人は発達障害、もう一人は不登校のち中退、でもきっと大丈夫

上の子は発達障害、下の子は不登校のち高校中退しました。でもきっと大丈夫。

高校中退した息子のこれまで(52)

母が隣町に住んでいます。


高齢ではありますが、


自分のことは自分でできる、、、どころか

家事能力など素晴らしい。

父が他界した後私達子供を育てて大学や大学院まで出すまでに育てた母は

私などより家事も仕事もできます。


いつ訪ねても家はすっきり片付き、掃除も

行き届いています。


仕事はさすがにしていませんがボランティアに参加し、


友達とはデパートで買い物を楽しむお洒落でレディなお年寄りです。


料理も丁寧で格段に美味しく、私は何をとってもかないません。


なので子供達は母の家に滞在することが大好きです。


息子が不登校になった時、


長男の彼への暴言が酷かったため、


これ以上きつい言葉をかけられたらますます

登校できなくなるだろうとの考えから、

長男を一時的に母のところへ滞在させたことがあります。


当時浪人生の長男にとっては小学校〜高校までのような制約(住所変更などでおこる不都合が多い)がないため、


好都合でした。


結局、母が疲れ気味になってきたのを機に

数ヶ月で終わったのですが、


息子はこのことを知っていて兄と同じように自分も滞在してみたいと言い出しました。


「〇〇(兄)といると精神状態が悪くなる。


だからおばあちゃんに頼んでみて」


と言われました。


しかし、高齢の母のことを考えると

簡単には答えられません。


「頼んでみるから、待っていてね。


でもたとえOKをもらっても

今日とか明日とかに行くというのは無理だよ」


と伝えました。


すると、、、、


車の後部座席に乗っていた彼は、

突然車を降りて歩き去ってしまったのです。


運転中の夫は

「放っておけばいい。

そのうち戻ってくるだろう」

というので、自宅まで徒歩数十分の

比較的近所だったため、そのまま家に

帰りました。


すぐに息子は彼の祖母のところに移りたかったのでしょう。


でもすぐには叶わず、

イラッとしたのだと思います。


そんなところも、

やはり、どう見ても昔の彼とは異なり、

おかしくなっていたと思います。


家に帰った私達は2時間、3時間、、、と

待ちます。


しかし帰ってきません、、


もしかしたら、、、


自分で自分を殺めてしまっていないか、と

いう思いがよぎりました。


「警察に連絡しよう、、」とうろたえる私に


夫は腹立たしげに

「大丈夫だよ」と言います、、、


段々私も苛立ってきて、喧嘩腰に

なってきます。


「じゃあ、あと30分待って帰らなければ連絡するよ?」


、、、すると、帰ってきました。


「タクシーに乗ってきた。


下に待っていでもらっているからお金

ちょうだい」


、、、安堵しました。


でもタクシー代は2千円以上したでしょうか。



、、、今となっては笑い話です。