一人は発達障害、もう一人は不登校のち中退、でもきっと大丈夫

上の子は発達障害、下の子は不登校のち高校中退しました。でもきっと大丈夫。

高校中退した息子のこれまで(53)

息子の状態が悪くて一番辛かったのは


高校中退した直後の夏休みで、断薬している


(勝手な私の判断で心療内科行きをやめて

しまったのです)


時でした。


もともと感情の起伏が幼い頃から激しかったですが、激しい、なんてものではない、


むせび泣き、激怒したかと思うと、


次の日には元気で快活な様子になる。


鬱の日には、寝ている私の足元にきて

「助けてください、、」と座っている。


髪を明るい茶色に染め、

見かけはやんちゃな青年のようでしたが


大変でした。


ある日のことです。


明るい様子で


「俺、これから、中学(卒業した中学です)に

行ってくる」


と言いました。


冗談だと思い、受け流していたのですが、


彼は


中学に本当に行ってきたのです。


突然に、そして、茶髪で、

担任の先生方に

会いに行ってきたのです。


先生達、さぞかしびっくりされたでしょう。


彼は、在学中は

成績は学年トップを争う成績で、


高校は高校生クイズ選手権で優勝する

ような進学校に進学したのです。


部活の部長や委員会の委員長も任されて

いました。


そんな彼が高校を辞めてきたと言って

目の前にいる、、、


一つ目の進学校を中退して別の私立の

高校に編入したのは報告済みでした。


けれどもそれも辞めてしまうとは

想像されなかったでしょう。


帰宅した彼に聞いてみました。


「先生、何て言っていた?」


すると、彼は、


「うん、[頑張れよ]って言っていたよ」と

答えました。


そうだろうな、、、

そう言うしかないだろうな、、、


かつての教え子が全く違った姿で

現れたのを目の前に、

先生の心中を想像してみたのでした。