一人は発達障害、もう一人は不登校のち中退、でもきっと大丈夫

上の子は発達障害、下の子は不登校のち高校中退しました。でもきっと大丈夫。

高校中退した次男のこれまで(4)

前回の記事https://www.joyjoytree.site/entry/2019/01/03/032608

の続きです。


そして、次の受診日に診断結果が聞けるとのこと

でしたので予約をしてその暇で待つこととなりました。   


しかし、私達夫婦は本当にぐらぐらと自分達の核というものが子育てにおいてはなかったなぁ、と

今思います。


起立性調節障害という病名をつけるのは簡単です。けれどもなんとでも言える。

境目が難しい。甘えともとれる」


と前出の学校の先生から言われたのです。

、、、つまり、

「病気なのか甘えなのかわからない。

病名をつけてしまうのは簡単だけど そうしてしまうと甘えを助長する」


というような内容でした。


前の記事に書いた通り、今でもとてもいい先生

だと思っています。


だからこそ、私達も「そうだ。やっぱり甘えなんだ。」


「だからあえて病院に行く必要ない」


と感じたのです。


そのまま検査結果を聞きにいかず、

通院を途中でやめてしまったのです。


この時にしっかり診断してもらい、きちんと薬を飲んでいたら、もしかしたら深刻にならなかったのかも?とも思ったりします。


それでも、きっとこれは息子や私達夫婦にとってにとって、


「自分と向き合うための」

ギフトだったのかもしれません。


話が少しそれてしまいましたが、、、


とにかく、中学3年生の秋、

彼は起きられない日が増えて、月に何度かは

欠席するようになりました。


今彼が言うには

「周りの視線が急に怖くなった」との

ことでした。  


その頃、通っている進学塾の最終面談があり

ました。


塾も三回に一回は休んでいたため、私達夫婦は

担当の先生に意向を話しました。


①塾も休みがちなため、心配している。

志望校を下げたい。


②塾でも勧められ(実質その高校に行くための塾だったとも言えます)また本人も志望している大学付属の難関校は1、2校にして、あとは大学付属の高校を何校か受けたい。


先生方の答えはこうでした。


「◯◯高校、、だいぶ下になりますね、、

今の彼の力だと△△大高校 1校、◇◇大高校3校受けて、あとは滑り止めで実質確定の、✖️✖️高校で良いです」


私達「ちょっときびしいと思います、、」


先生「レベルを下げると本人のモチベーションが

下がってしまうし、これで良いと思います!」


何度か言ったのですが、先生方の意見はこのようでした。


腑に落ちない気持ちをそのまま人のせいにするのは私の悪い癖です。


でも、、、。腑に落ちませんでした。


この塾は難関中学、高校に◯人合格!と大人数の合格者数を掲載している有名な塾です。


でも、、先生は数字が欲しかったのではないでしょうか。


学校の良さは偏差値だけでは計れないのでは?


大学付属の中で全国ほぼトップのような

学校に行くことが素晴らしい、と

子供達を教育し、子供達は偏差値がすべて、みたいに思い込みます。


例えば、他にはない「思いやり」をポリシーに

しているとか、


ボランティアを推奨しているとか、


なによりも人間教育を大切にしているとか、、


そんな学校に、私達は憧れていました。


そんな話をすると当時の彼は怒ったように言っていました。


「◯◯高校?そんなカス校、受けるわけ

ないだろ!」と。


完全に塾の商業ペースにのり、

[洗脳]されていたと思います。




そして冬休み、やはり冬期講習はずいぶん

休んでしまいました。


起きられなかったり、微熱があったり。


こんな状態で何校も受けるより、◇◇大高校の自己推薦の取れる成績だったので

そちらを受けたらどうか、と本人に

相談しましたが、


「実力で行きたい!それに作文など、書類を書く時間がない!」

とイライラしており、話しかけると、


キレられたので推薦は受けないことにしました。


(続きます)