一人は発達障害、もう一人は不登校のち中退、でもきっと大丈夫

上の子は発達障害、下の子は不登校のち高校中退しました。でもきっと大丈夫。

高校中退した息子のこれまで(38)

5月の連休明け。


4月のクラス替えを機に、やっと慣れて居心地の良くなったクラスから、

知らない顔の多いクラスとなり、


行きにくくなってしまった息子。


日に日に彼の憂鬱さは増していき、

4月後半では、週1日しか登校できない日も

ありました。


「とりあえず近くの神社にお参りしてみたいから

付き合って?

それで学校に行きたくなかったらいいよ」


「ちょっとコンビニに寄りたいから

何か買ってあげるから一緒に来て」


など適当な用事をつくり、車に乗せるのに

成功した日もありました。


しかし、ひとたび車に乗れば、

もうそれで学校に向かい、私は

半ば有無を言わさず校門の中まで乗り入れ

彼を下ろしてしまうのです。


それがわかっていたのかいないのか、


とにかく車にさえも乗らなくなってしまいました。


5月の連休明け。

中間テストが近くなっていたため、

息子に声をかけました。


どんな時でも唯一勉強を頑張ってきた息子は、


前の学年の時には


「行きたくないけれど勉強が遅れてしまうから行かなくちゃ」


と口癖のように言っていたくらい、

定期テストなどにも真面目に取り組んでいました。


だから、定期テストには必ず出席するという

確信がありました。


しかし、、、


今回ばかりは生返事ばかり。


「〇〇という問題集買ってくれたら学校へ行く」


というので、ネットで購入もしましたが、

やはり、登校する様子ではありません。


これまで頑張ってきた勉強ですらどうでもよくなってしまうほどの

ことの深刻さを感じざるを得ませんでした。



、、、そして、とうとう、中間テストは

全て欠席。


その間担任の先生、教務主任の先生が私との面談を取り計らってくださり、


そこである提案をいただきました。



心療内科からの診断書を出すことにより、

テスト欠席や、授業欠席分に対して

考慮してもらえるとのこと。


、、、どこまでも善意の学校でした。

こちらの学校には感謝してもしきれません。



心療内科に診断書を出してもらい提出しました。


しかし、、、この頃からでしょうか、

私の気持ちは諦めへと変わっていきました。


ここまで行きたがっていないんだ、


というか、行かなくてはいけないとわかっていても、怖くて行かれないんだ。


このまま退学してゆっくり休めば

良くなるのかもしれない、、、


今は、もう無理かもしれない、、、。


しかし、そう思いながらも試してみたことがありました。


息子が幼い時に仲良くしていた子の

お母さんが紹介してくれたスピリチュアル系の方(霊能者の方です)に

5月頃、相談させてもらったことがあったのですが、アドバイスをいただいたことを実行しようと思ったのです。


(続きます)